夏空ノスタルジック

中原まなみのオリジナル小説サイト「夏空ノスタルジック」のblogです。
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# マリンチェさんかきなぐり。
新作ネタねっておりますー。
以下書きなぐりでっす。

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 「知っている人だったのね」
 背後からの静かな声に、ふと口元が緩んだ。情けないと自ら思えるような、自虐的な笑みだ。しかし、今更彼女に隠しようもない。アギラールは振り返らぬまま、月を見上げて告げた。
「仲間だった。同じ船でこの地に来た。同じ日に嵐に合い、同じように囚われの身になった。だが、私はコルテスたちと合流し、あいつはそうはしなかった」
「彼はどうしたの」
「マヤの女に惚れたんだ」
「そう」
 相槌の声が直ぐ側で聞こえた。マリンチェはこちらを見ない。ただ同じように月を見上げながら、アギラールの隣に腰を下ろした。
 ぱちぱちと、火の爆ぜる音がした。
「ゲレロ」
「それが彼の名なのね」
「ああ」とアギラールは首肯した。屈辱と恐怖にまみれ、絶望と泥の味を噛み締めたあの年月がよみがえる。絶望の中で生きてこられたのは、たしかな友が傍にいたからだ。いつかは、また、エスパニャの地に帰れると信じ、そして誓い合ったからだ。
 しかし、契りは叶わなかった。言ってしまえば、ただそれだけとも言える。
「彼は裏切ったのね。祖国を」
「――そうだな」
「貴方は彼を愚かだと思う?」
 問われ、アギラールは一瞬口ごもる。しかしすぐに答えは出た。短く、首を左右に振る。
「いや。私とて、そうなっていた可能性は十分にある」
「そうかしら」
「お前がこちらについていなければ、十二分にありえただろう」
 アギラールはマリンチェを見た。冴え渡る月光の中、マリンチェの瞳は夜よりなお鮮やかに輝いている。抱き寄せて、口付けた。短い口づけのあと、マリンチェは何も言わずに立ち上がった。数歩歩き出してから、ようやく口を割った。
「おやすみなさい、アギラール。涙するのなら、今宵だけになさい」
 そうすることにしよう。口中でだけ呟き、アギラールは自ら友人を殺めた両の手を見下ろした。
 月はただ、頭上にある。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:51 | category: ネタのカケラ |
# ひとつきにいっかい。
 の、Blogです。(更新しろよ)


えーと、作詞情報更新しました。
なんかしりませんが、気づくとメジャー発売のCDにふたつほどひっそり参加しております。
世の中って大体がつてとコネと縁で出来ている。


それはそれとして、最近ほんっとに書いていません(書けよ)
ネタがあるようでないというか、思いつく断片をねり切れないというか。


いまあるネタは

「堺っ子体操部!」
 未来の大阪を舞台に失われた伝説の踊り「堺っ子体操」の復活をめぐる、青春冒険活劇。

「おっちゃん!」
 近未来の世界。元軍人のおっちゃんと、ひねくれた相棒。おっちゃんはある日、ようじょに絡まれる。

「私の愛したチチカカ湖」
 このタイトルだけがずっと頭の中でぐるぐるしている。

「ひみつ基地は妖怪の国!?」
 小学5年生の夏休み。裏山にある神社で肝試しをしていたところ、僕らは鬼の女の子にあった。
 「しんじるおもい」が鬼や妖怪をこの世界につなぎとめているらしいけれど、
 今はその力がとても弱っているんだと言った。
 僕らは鬼の子を救うため、学校に「怪談」をもう一度広めることにした!



こんなところです。
たぶん、一番最後のが次から書き始めるものかなぁとおもっています。
夏ねらい。
あと、たぶん夏には長編新連載出来ると思います。
がんばる。改稿。

そんなかんじです。

ではではっ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:46 | category: ネタのカケラ |
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